沼津の手漕ぎボートで大物爆釣も熱中症でダウン

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9月1週目、夏の暑さも和らいで最高気温が30度くらいの過ごしやすい日も増えてきた絶好の釣り日和

沼津西浦の丸高水産で手漕ぎボート釣りに行ってきました。

丸高水産手漕ぎボート体験記

早速、魚探をセットし朝6時に出艇

この日の戦略としてはまずは沖で、イナダや珍しく回ってきているショゴなどの青物を釣りつつ、イサキを狙いあわよくば真鯛

波風が出てきた昼くらいから湾内に移動してクロダイの団子釣りというプラン

オオモンハタの活性が高すぎる西浦湾

朝のうちはべた凪で絶好の沖釣り日和でしたが、魚探を見ても魚影が無い

なんか、縦に反応が出てくるのはたまにあるんですが、これはなんなんでしょうか?

タチウオでは無さそうな気がしますし、とくに何も釣れないのでノイズかと思っているのですが、詳しい方いたら教えてください。

しかたなく単体魚らしき魚影が映ったポイントへしかたなくアンカーを下ろします。

当たりは多いのですが、釣れども釣れどもオオモンハタばかり

食いがいいのが底から10mほど宙に浮かせても食ってきます(仕掛けは4m)

ポイントを2度ほど変えても釣れるのはオオモンハタ

釣れないよりはもちろんいいですが、手ごたえも少なく10㎝前後のオオモンハタばかりで悩まされます

乱舞するソーダカツオとハンマーヘッドシャーク

青物の回遊はしていないのかと思いきや、明らかに横へと走る青物のあたり

ブルブルとバイブレーションが竿先にも伝わります

手ごたえを感じてあげてくると、出てきたのはブリブリと丸く肥えたソウダガツオ

その後も、どのポイントでもコマセを撒けばソウダカツオがやってきます。

イナダもショゴもサバもいないのか・・・
そんなことを考えているとパタリと釣れなくなりました。

そして顔を上げたら海面から出入りする見覚えのあるヒレ

これは・・・サメ

本能的に感じる恐怖

よく見ると1m前後のハンマーヘッドシャーク(シュモクサメ)が悠々と泳いでいます。

ボートのすぐ近くまで来て、海面に刺さったオールに興味を示すハンマーヘッド

さすがに、これだけ近くに来ると怖いですね。

西浦のボート釣りでは何度かサメを見ていますが、一番近くではっきり見たかも

その後は、どこかへ去っていきましたが、かっこいいですね。

ちなみにシュモクザメはめったに人を襲うことは無く、高級食材のフカヒレの原料だそうです。

やっと釣れたぜイサキ

ソウダカツオ対策に錘を25号から35号へと重くし、コマセを下の方で撒くことを意識します。

するとやっと釣れたのがこのイサキ

大きなサイズで30㎝近くあります。

オオモンハタは底付近にいましたが、小さいものはまず釣りきってしまいましょう。

魚探にもしっかりとイサキの群れらしきものが映るようになり、同じ釣り方で大型イサキを連発

間には30㎝オーバーの大型オオモンハタも交え、調子が上がってきたところでコマセ切れ

この後は生け簀に係留してダンゴ釣りですが、ここで事件が・・・

後で詳しく書きますが、なんと熱中症に

その後、1時間以上休憩して少し回復したので釣り再開しましたが、無理は厳禁

小物の活性が高くダンゴ釣りは不発

今度は沖へは行かず生け簀に係留

沖よりも安心感はありますが、体調に一抹の不安を抱えながらダンゴ釣り開始です。

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ダンゴ釣りでもとにかくあたりが多い

付けエサはオキアミとムール貝にしたのですが、とにかくエサ取りに取られます。

なんとか小さいあたりに合わせて釣れてきたのは10㎝未満のオオモンハタ

こいつどこにでもいるな

後は、チャリコ

おそらく真鯛の稚魚を放流したばかりなのか乗っ込みで産卵した卵が孵ったのか、とにかくエサ取りが多かったです。

そのままエサ取りと遊んでいるだけでパワーダンゴチヌもなくなり、沖上がりとなりました。

ボート釣りで初の熱中症

9月とはいえ、この日の気温は朝から30度

しかも釣りあるあるの寝不足で、熱中症には注意が必要なのは言うまでもありません。

当然、帽子をかぶり、出船前にも多めに水分を取って食事もしたのですが・・・

度重なるポイント移動と、最近涼しかったこともあってぐったり

水分は600mlのペットボトルとゼリー飲料しか持って行かなかったのですが、全然足りそうもなく節約しながら飲んでいたらあっというまに気分が悪くなりました。

心拍数も上がり、これはやばいかもと思いつつも、ラストのポイントでイサキが釣れだすから困っちゃう

餌切れのタイミングで一回沖上がりしたのですが、ボートを漕ぐのが辛く、立ち上がるのも一苦労でした。

なんとか岸についてからすぐに自販機でスポーツ飲料を買って一気飲み

落ち着いたタイミングで、追加で飲み物を2本買って再び釣りを再開しましたが、撤退も大事だと思います。

まとめ

休憩時に買ったペットボトル飲料も3時間程度で飲み切ってしまい、釣りの間には2L以上の水分を取っていました。

それでも最後は体が熱く、腕の筋肉が痛み出し、気分が悪く軽い熱中症になっていたのだと思います。

帰りの車で仮眠した時も、外気温33度でしたが汗一つかかず、暑さを感じません。

心拍数も仮眠時でも90くらいあってぐったりでした。まだまだ暑い日が続くので熱中症対策は万全にして釣りを楽しんでください。

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