沼津立保岬岩礁帯でコマセマダイ釣り、合言葉は「真鯛の棚は10m」

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沼津立保岬岩礁帯でコマセマダイ釣り、合言葉は「真鯛の棚は10m」

酷暑が続きますが、8月後半に西浦園で手漕ぎボート釣りに行ってきました。

真夏のボート釣り

時期よりは気温が下がったといっても、沼津の最高気温は36度
危険な暑さです。

熱中症のリスクもあるため、朝5時から午前中の釣りとしました。

沼津西浦付近の波風予報

真夏のボート釣りの注意点

まずは熱中症予防
暑くても帽子は必ず被り、水分も多めに摂りましょう。釣りに熱中していると喉の渇きを忘れがちです。熱中症予防の塩分タブレットなんかもおすすめ

日焼け対策も重要で、私は長袖長ズボンでやってます。顔もフェイスガードで完全防備。日焼けをすると体力を消費するので、せめて日焼け止めはしましょうね。

それから、夏は夕立が多くなります。雨だけならいいですが、スコールのような大雨や雷も多く、なるべく午前中中心の釣りがいいと思います。
実際に、この日も夕方は雷と土砂降りでした。

いつものポイント立保岬岩礁帯で50cmの大型真鯛ゲット

暑くて暑くて、辛い釣りでしたが、そんな辛さを吹っ飛ばしてくれる釣果がありました。


黄色いボートで出船

早朝の凪の海で流し釣り

朝早い時間は穏やかな海

いつものポイントにはすでに先客がいたので、魚探を試すためにもあちこち流してみました。
釣り方はテンヤです。


一目で水深がわかるのはいいですね。

ボート釣り用にLUCKYLAKERの格安ポータブル魚群探知機を買ってみた 使い方レビュー

ゆっくりと流されながらですが、魚探の魚反応も上々

小さい魚が大量に出てきたエリアがあったんですが、釣ることができず何かわかりませんでした。
回遊魚がいるみたいで、定期的に魚の大群が反応します。

しかし、テンヤではカサゴくらいしか釣れず、アンカーを下すことに

立保岬岩礁帯で真鯛釣り

いつものポイント、立保岬岩礁帯に来ました。


山建てはこんな感じ

手漕ぎボート、カヤック、漁船がやっています。
パッと見は釣れてなさそうですが・・・
漁船は長時間粘っているようなので反応はいいのかな?

漁船に近づくと、魚探に大量の魚の反応
おそらく、コマセに青物が群がっているのでしょうか?
棚も底から中層まで、魚マークが切れ目なくでてきます。
ここぞとばかりに仕掛けを投入しましたが、釣れませんでした・・・

気を取り直して、いつものポイントにアンカーを降ろし、仕掛けを投入

魚探の反応はさっきのお祭り状態とはいきませんが、たまに反応がある程度

まずは定石通り底から責めていくと、釣れてきたのはサクラダイの1荷

う~ん、こいつらか。

しかし、魚はいるようで、その後、カサゴを追加

棚を上げると、底から9mくらいになると餌が残り始めます。
しかし、次に9mで投入すると餌が取られていたり・・・

そして、10m、9mのあたりを責めていると、強い引きが

これは、チビカサゴでもサクラダイでもない

この日初の大物

上がってきたのはイナダ

前回は、ワカシサイズだったので、成長していますね。
このまま青物が釣れ始めるかと思いきや、イナダはこの一匹で終了
しばらく渋い釣りが続きます。

とうとう釣れた50cmマダイ

そして、その時がやってきます。

仕掛けを投入後、荷物を整理しようと置き竿にしていると・・・
なんと竿先がピクピク反応している。

何か釣れたかと思い、竿を手に取り、軽く合わせると

グイー

かなり強い引き、さっきのイナダと同じかそれ以上かも

少し巻くと、グングン、と真下に引き込むような反応が
これは青物じゃなくて真鯛では?

かなり重く、ドラグがジージーなります。最高です。

根に潜られないように注意しながら慎重に寄せていきます。

そして、上がってきたのは大型の真鯛

うひょー

ハリスに入ってからもまだ力強く引くので、緊張しながらも無事にタモ入れ

自己ベストを更新するサイズです。

ボートに乗せている小さなクーラーには入らないので、内臓の処理をしてからイナダと一緒に車にお持ち帰り。車に置いておいた大きなクーラーに保存して、後半戦へ進みます。

ふたたびの真鯛

時刻はもう10時で、陽も昇りかなり気温も高いですが、コマセがまだ半分以上あるので、引き続き釣りを継続。たっぷりと水分補給と日陰で休憩してから先ほどのポイントに戻ります。

若干、違うポイントにアンカーを降ろし、再びコマセを撒き続ける

棚は先ほど大型真鯛が釣れた、底から10m
ちなみに、ハリスは6mの仕掛けを使用しており、コマセカゴの高さがそこから10mです。

何度かコマセを入れてじっと待っていると、グイグイっと強い引きが。
青物とは違う引き込むような感じで、再び真鯛を予感させます。

マダイか大きなイサキかな、と思っていると、なんと再び真鯛

連荘です。

こんどはサイズダウンですが、それでも30cmはありそう。絶好調です。

もうおなか一杯で、大満足の釣りですが、あと少しでコマセも無くなるので、続けていると、最後の最後に小さなイナダ(ワカシ)が釣れました。

これにて本日は納竿

真夏の炎天下のなか12時前まで楽しんじゃいましたが、大満足の釣りになりました。

まとめ

夏の間はイサキでも釣れればいいなと思いやってきた沼津西浦園ですが、結果は自己ベストを更新する大マダイ含む2匹の真鯛と上々でした。

他のボートでも真鯛が上がっていたようで、西浦園の真鯛は調子が上向きのようですよ。
釣れた真鯛はお刺身、昆布締め、カルパッチョにして食べましたが、絶品でした。

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