前から気になっていたテンヤマダイ
沼津の手漕ぎボートで何度かやったことはありますが、1度だけマダイが釣れただけで、それ以外ではあまりいい思いが無い・・・
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そろそろお正月ということもあってマダイが欲しいなぁということで、気にっていたテンヤマダイを専門的に狙っている千葉県外房飯岡港まで行ってきました。
活きエビが使い放題の「優光丸」
今回お世話になったのは優光丸さん
外房は新亀丸や長五郎丸は利用したことがありますが、そもそも遠いためあまり釣行先になりません。
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今回も長五郎丸でも良かったのですが、活きエビ使い放題を大々的にアピールしている優光丸にしました。
一見さんにも優しい優光丸
飯岡では幸丸や梅花丸などがテンヤマダイでは有名ですが、やはり人気の船宿は混雑しています。
もたもたしていると常連さんに怒られたり、船長から厳しい指示が出たりと、釣り船の悪い側面が見えそう・・・
優光丸は口コミを見てもそんなことはなさそうで、実際にとてもやさしい船宿でした。
釣行終了後にお弁当をくれるのですが、この日は豪華イカ天丼でした。
外房標準だが東京湾なら大荒れクラス
外房の船宿を敬遠しがちな理由は遠いからというのと、もう一つ
それは揺れるから
実際この日は比較的穏やかな天候で波風も弱かったのですが、同行者は船酔いでダウンするくらい揺れました。
太平洋の波風をもろに受ける外房ではこの日は比較的穏やかと言えど東京湾ならかなりの大荒れクラスの波です。
自分は船酔いはほとんどしないですが、それでも下を向いて作業を続けたりすると少し気分が悪くなるほどでした。
子ども連れや初心者の方はちょっと考えた方がいいですね。
真鯛のアタリ多く絶好調
10月後半くらいからの釣果はトップは20前後、多い日は30という数が出る日もあるくらい絶好調続きでしたが、この日も好調はキープ
最終超過はトップは20、スソでも8とほぼツ抜け
出船直後、まだ真っ暗ななか船の明かりを頼りにテンヤを投入
まずは5号の誘導テンヤ
この日は初心者でも釣れやすい誘導テンヤを中心に使いました。
色々な種類がありますが、ダイワの赤金が一番釣れました。
活きエビを一匹掛けて、底まで落として、底から10cmから5mくらいまでを上げたり落としたり繰り返します。
最初から活きエビが大量に配られますが、足りなくなったら生け簀から自分で持ってくることが可能です。
これだけ居たらかき揚げにしたら美味しそう・・・
よく見るとシャコやカニもいます
特に落とす際に喰ってくることが多いので、フリーフォールさせたり、竿先をゆっくりと落としてみたり、エビの動きを再現するように小刻みにピクピクと動かしてみたり
どちらかというとルアーフィッシングに近い感じですね。
そしてゆっくりと落としている時に、もにょもにょっという竿先のアタリ
即合わせでもいいですが、少し待つとグイッと引き込まれます。
早速、顔を見せてくれたのは本命のマダイ
30cm前後あるのでグイグイと引きも強く、釣りごたえ抜群です。
その後もアタリも多く、入れ食いの時もあるくらい真鯛の活性が高かったです。
テンヤは3号から8号くらいがオススメですが、まずは5号くらいを基準に底が取れるかどうか見ながらやるといいでしょう。
固定テンヤも試しましたが、初心者の自分は誘導式の方が釣りやすかった(誘いやすかった)気がします。
誘導の方が勝手に誘ってくれるので魚がかかりやすい気がしました。
綺麗な魚体の真鯛、天然ものと養殖ものは見分けられる?
ライトゲーム竿で十分
テンヤは重さが軽く、エギングロッドやアジングロッドを代用するようにネットなどで書かれていますが、どちらも自分はやりません。
当然、竿も無く、強いて言えば湾フグロッド(オモリ負荷15~40号)かライトゲーム竿(オモリ負荷30~80号)が使えるかもしれないかどうか
釣り具やも見てみましたがちょっと専用竿は高かったので、ライトゲーム竿を持って行きましたが、オモリ負荷30号からのものでも十分釣りになりましたよ。
テンヤは軽いですが、スピニングリールで落とすことは十分できますし、竿先に感度も悪くないのでアタリが全然わからないようなことは無かったです。
湾フグ竿は使いませんでしたら、長さが150cmくらいしかないので、少し短すぎると思い今回はお留守番
今回使ったのはダイワのライトゲームロッドでは中堅モデルのアナリスターシリーズからMHの固さのものを使用しました。
ただ、テンヤ真鯛がかなり楽しかったので、安ければ専用竿買ってもいいかなって気もしています。
味も絶品、やはり刺身は真鯛
この日の最終釣果は真鯛11にカサゴ1
これだけ釣れれば大満足の釣りで、とても楽しかったです。
自分には回ってきませんでしたが、外道でヒラメやイナダを釣っている人が多かったですね。
そして、真鯛を調理したのですが、これがまた美味
釣った直後でコリコリしており、噛めば噛むほど旨味が出てきます。
初日は刺身と炙りにしましたが、どちらもとても美味しかったです。
熟成魚(1週間)や昆布締めもやってみましたが、個人的には昆布締めが一番合う気がしました。
去年はハナダイに行っていますが、ちょっと臭みがあるハナダイに比べて、味は一段上な気がしました。
まとめ
食べておいしく、めでたい、真鯛
お正月分までしっかりと確保し冷凍庫がパンパンになるほど釣れて大満足です。
ダイレクトにアタリがわかるテンヤマダイは、釣っていてもアタリが多く楽しいですし、合わせられた時の快感はサイコーの一言
少し遠いですが、また行きたいですね。
寒い時期は釣り物が限られますが、外房のマダイ釣り、ぜひオススメですよ。
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