年に1度か2度は行くキス釣り
綺麗なパール色の魚体で、小気味よい引きも楽しめるし、なんといってもキスの天ぷらは美味
手軽に数が釣れるので、初心者にもおすすめの釣り物ですが、実は技術の差が出やすい釣りでもあるんです。
いつもは手漕ぎボート「相川ボート」でのキス釣りが多いですが、今年は横浜本牧の「長崎屋」に行ってきました。
キス釣りと言えば横浜「長崎屋」
横浜本牧漁港から出船している「長崎屋」
横浜と言えば金沢八景が有名で、自分がよく行く「相川ボート」も金沢八景ですが、長崎屋は本牧です。
本牧と言えば、本牧海釣り施設が有名ですね。
こちらにもいつか行ってみたいところ
「長崎屋」はキス釣りの名船宿
長崎屋はスズキ(シーバス)・マゴチ・マダコ・メバル・シロギス・アジなど東京湾の旬の魚を狙って出船していますが、なんといってもキスが代名詞の船宿です。
そのため、船長は東京湾のキスのスポットを熟知しており、ポイント選びや操船の仕方も抜群
とにかく東京湾でキスを釣りたいなら長崎屋を選んでおけば問題無いでしょう。
ただ、自分が良くいく荒川屋などに比べると半日船が無いんですよね。
それで、今まで行ったことなかったんですが、今シーズンは東京湾のキスはあまり調子が良く無いようなので、1日船でやることになり乗船となりました。
船宿と港がちょっと離れている
長崎屋で注意したい点は船宿と港がちょっと離れているところ
船宿は住宅街の中、出船する港は工業地帯の奥です。
南本牧ふ頭ICすぐの長崎屋の船宿
まずはこちらで受付を済ませ、氷を貰ってから港へ移動です。
乗船場所がわからない場合は、船宿で聞くと教えてもらえますが、ちょっとわかりにくいです。
こちらが乗船場所
昔はグーグルマップに出なかったそうですが、登録されたようです。
ありがたいですね。
船宿から5分くらいで付きますが、注意点が二つ
まず、横浜の港地帯ということで道路が広く、高速道路の出入り口もあります。
間違って高速道路に乗ってしまうと、大きく遠回りしてしまうので慎重に進みましょう。
次に、出船する港へ行くには工業地帯を通過します。
多くのトラックがいて運転注意なのはもちろん、時間調整で止まっているトラックも多いです。
「中々この車線進まないな」、と思ったら、実は停車中のトラックの列だったなんてことも・・・
港までついたらこちらの長崎屋HPの案内に従って駐車しましょう。
2023年夏は東京湾のキスは不調
長崎屋のウリは本牧という魚が豊富なポイントに港があること
なので、キスであれば出船して10分でポイント到着ということもあります。
ですが、今シーズンは東洋湾のキスは不調な様子
内房までクルージング
出船前に船長から聞いた話だと、東京側(神奈川側)よりも千葉県側の方がキスが多いそうで、一目散に富津沖へ向かうとのこと
たしかに、富津と言えば海岸からのちょい投げでもキスが100匹近く釣れることもあるキスの宝庫です。
ですが、横浜沖や中ノ瀬と言った東京湾のキスポイントを無視して一目散に千葉県とは・・・
1時間もかかりませんが、東京湾の反対側まで行っての釣りになりました。
富津沖でキス爆釣
長崎屋の船長の目利きは間違いないようで、富津沖ではたしかにキスの魚影が濃かったです。
入れ食いとまではいきませんでしたが、5分も待たずにリアクションがある楽しい釣り
サイズも大きく、引きも強いし、手返しよくどんどん釣ります。
途中、釣れない流しも何度かありましたが、真夏の暑さを忘れるくらいには楽しめました。
最初は胴付き、後半はちょい投げでやりましたが、根掛かりポイントも少なく、軽く投げてサビいてきた方がベテラン勢は釣れそうです。
自分の釣果は25匹
目標の30には届きませんでしたが、上々ですね。
ちなみに、名人は100の束超えだそうです。
すぐ脇でやっているのに、これだけ差がでる釣りも珍しいですね。
初心者でも釣れるけれど、名人と比べると数が出ないのがキス釣りです。
まとめ
東京湾のキスはあまり調子が良く無いそうですが、それでも釣れる人は50匹以上釣っています。
ただ、各船宿の釣果をみると5~60とか、初心者には厳しい様子
千葉県まで移動が長いですが、富津沖まで行けば初心者でもそこそこ楽しめるくらい釣れそうですよ。
コメント