釣り人にとって聖地と呼ばれるような釣り場は何個かありますが、間違いなく「金洲」もその一つ
今回は、初めて御前崎港から金洲遠征へ行ってきました
遠いけれど釣り人からしたら近い金洲とは
金洲は御前崎から南へ40㎞ほど行った、黒潮の影響を強く受ける漁場で、ブリやワラサなどの大型の青物やモロコ(クエ)などの高級底物が狙える全国的に有名な釣り場です
水深も2,000mから50mまでの急な駆け上がりになっており魚種も豊富
行けば金になるから金洲という名前になったというそうですしね
ただ、御前崎港から船で1時間半から2時間程度
そもそも御前崎までうちから4時間くらいかかるので釣り場まで6時間となる超遠征となります
船代も高く、乗合船の料金は1万5千円以上が相場
もう少し都心から近い清水港や沼津港からも遠征船として金洲遠征をやっている船もありますが、こちらは更に乗船料が高くなり、船でポイントまで行く時間も3時間や4時間となります
仮眠ができるベッドが用意されている船もありますが・・・とにかく遠い
ですが、釣り人にとってこれはそれほど特殊な行程ではありません
群馬や埼玉など内陸部に住む人にとっては海釣りに行くだけで数時間の車の運転は当たりまえですし、都内から日本海の新潟まで行く人もいますからね
船でポイントに付く時間についても、東京都心の羽田から横須賀まで1時間以上クルーズする場合もありますし、マルイカ釣りなどは群れを探して行ったり来たり、釣りよりも船で移動している時間の方が長いのでは、という釣行もありますから

そもそも、金洲よりも通い銭洲というポイントは御前崎からなんと片道4時間の船旅ですし、大島遠征など離島への釣り遠征も行く人は行きますからね
釣り人にとっては決して遠くはない、むしろこれだけ釣れるなら近いと思える釣り場が「金洲」なんです
初の御前崎港
朝? 夜? 12時過ぎに東京の八王子を通過
夜中ということもあり高速道路は空いていて、3時には御前崎港に到着
船宿からちょうど電話が来て、御前崎港のセブンイレブンで待ち合わせ
船長と合流して軽トラで案内されて港へ
初金洲に利用させてもらったのは光福丸さん
セブンイレブンから乗船場所はほんとにすぐで港へ到着し次第、車を止めて準備開始
御前崎港は広く、都心の港のように混雑しないので結構ラフに車を止めておけます
船長とおかみさんに言われるまま軽トラに荷物を積んで、目の前に停泊している船に乗り込んだらすぐに出発

帰港時に撮った写真ですが、出船時は真っ暗です
贅沢に船を使える光福丸
6人までの仕立て船プランだったので、船は小さいものを想像していたのですが、そんなことはなく、しっかりした釣船でした

都内の釣船ならこれで16人くらい乗せそう・・・

金洲は水深が深く潮も早いポイントがあるようで、おまつり防止のために人数を絞っているみたいでした
ただ、キャビンはありましたがエンジンルーム隣接で音がうるさく、ベッドやベンチも無いので仮眠するのはちょっと不便

船の後方で波を避けつつ、寄りかかって寝るくらいしかできませんでしたが、1時間半くらいクルージングするので、ここで体力を温存するのが金洲釣行では大切
水の循環やバケツ、コマセカゴの準備などもばっちりでしたよ
難易度高いシマアジ釣り
ネットの情報では6時からしか釣り糸を垂らせないとのことでしたが、金洲に付くとちょうど6時過ぎ

現在地がすごいことに
船長から説明を受け、まずはシマアジを開始
群れが早いようで、船長の投入開始の合図があったらすぐに投入するよう言われます
水深は40から60mくらいで、そこから3m前後がねらい目らしい
仕掛けは3m、2本針の船宿仕掛け
なんと500円ですが1つ入りなので購入していく方は参考に
合図とともにすぐに沈めて、底付近でコマセを巻きますが・・・
う~ん
アタリ無し
何度目かの投入でプルプルしたあたりはありましたが、オモリ150号とういこともありしっかりしたアタリを取れず
オモリは120号と150号を持参するよう言われましたが、結局この日は150しか使いませんでした

船中では魚が釣れた人もいるようですがシマアジは顔見ることできませんでした

金洲まで来てサバとイサキのみ、不安になります
爆釣の無限ヒメダイ釣り
日が高く昇ってくるとシマアジは厳しくなるのか、ポイントを移動して推進80mから120m前後のところへ
こちらはヒメダイのポイントということでコマセを撒いて群れを寄せてとにかく釣りまくる
これがハマると超釣れる
棚がぼけると釣れなくなるのですが、船長の指示棚をしっかり守ると、もう入れ食い状態
一回の流しも30分近くあったりするし、当たってから時間を置くと多点掛けも狙えます
なんと数時間で30匹オーバーのヒメダイをゲット
大きなサイズでは40㎝近くにもなり、引きも強いヒメダイ釣りは最高に楽しかったです

ヒメダイの間にはウマヅラハギやアカイサキ、アオダイなども混じるのですが、基本的にはヒメダイばかり

贅沢にもそろそろ飽きてきたかなというタイミングで起き上がりのアナウンスが
30Lのダイワのクーラーがパンパンになり入らなくなるという緊急事態になった楽しい釣りも終了です

船長も優しく、船も快適だった光福丸さんですが、陸上がり後に水道が無く、軽トラに積んできて来ればバケツで手や顔、道具を洗うことしかできなかったのが難点ですかね

まぁ、水道があったところで遠征帰りなのでお風呂に寄りたいことには変わらないのですが、シャワーなどが無いと道具を洗うのも少し大変
氷は追加分も無料でしたよ
史上最高のコリコリ魚アカイサキと上品なヒメダイ料理
楽しい釣りの後は港までまた長時間のクルージングとそこからの車の旅
釣り過ぎて筋肉痛になった体をむち打ちながらなんとか帰宅しましたが、合計40匹を超える魚をさばくのは一苦労でした

クーラーから出すのでさえ2日かかり・・・

そして、翌日からはおさかなパーティ開催
噂のアオダイも美味しかったんですが、一番印象に残ったのはアカイサキ
イサキと名前が付きますが、体表はヌルヌルしており根魚みたいな感じ
さばいてびっくりなのが身がとても引き締まっているということ
引き締まっているというか、もはやゴムのような弾力あるボディ
刺身の触感も今まで食べたことが無いほどの弾力でした

皮も固いんですが、炙りもおいしかったですよ
ぜひ一度味わってもらいたい魚ですね
ヒメダイは想像通りの上品な味わい
さっぱりしていて夏に食べたくなる魚と言われていますが、たしかにあっさりした味
オリーブオイルで油を足してカルパッチョにしたり、昆布締めがおいしかったですよ
大型のものは熟成魚にして、アオダイ、イサキ、アカイサキ、ヒメダイのお刺身食べ比べなど、1週間は高級魚食べ尽くしになりました
金洲遠征はお金も時間もかかりますが、食べておいしい魚ばかりが釣れますし、五目であればかなりアタリも多く、価値ある釣行になると思います
アカイカやムロアジの泳がせも盛んな釣り場なので、次回は泳がせでヒラマサやカンパチ狙いにも挑戦してみたくなりました


コメント