葉山五エム丸で大撃沈のマルイカ釣り アタリもわからず釣れない釣りに

Pocket

葉山五エム丸で大撃沈のマルイカ釣り
アタリもわからず釣れない釣りに

6月21日、職場の先輩に誘われてマルイカ釣りに行ってきました。
人生初のマルイカ釣りで、前から興味はあったのですが、一人で行く勇気もなく・・・
そんな時、先輩が行くということで、行ってみました。

マルイカ釣りの道具

マルイカ釣りには専門の道具がいろいろと必要です。今回は、ほぼ全部先輩に貸してもらいました。

スッテはクリアカラーを中心に色々な色を用意

マルイカ釣りはスッテという特殊なルアーを使います。
イカのサイズに合わせてスッテも選んでいくんですが、近年は小さいのが主流
3cmから3.5cm程度のもを選びましょう。

色も様々で柄物なども多く売っているスッテですが、基本はクリアタイプ

これに、糸巻タイプや柄のあるタイプを少し持っていき、その日の当たりスッテを探すのがマルイカ釣りの醍醐味でもあります。

事前に釣り具やで購入していきましたが、安いのは100円くらいから、高いのは400円近くするものもありました。だいたい、5つ付けるのが定番なので、仕掛けのロストも考えると10個は用意したいところ。

仕掛けは初心者は直ブラを

仕掛けは主に三種類あります。

直結式

PE1号程度の道糸にナイロンかフロロカーボンのリーダーを付けて、直接スッテを付ける直結式

スッテのカンナにわっかをひっかけて、下にスッテを接続していくタイプで、あたりがダイレクトでわかるのがメリットですが、遊びが無いので取り込み時にバラシが多くなってしまいます。

スッテの間隔は1.5m程度で、5つ繋げるのが定番

ベテランや熟練者が最も好む仕掛けで、技術が伴えば一番釣果を伸ばせると思います。

ブランコ式

サビキ仕掛けのように結合部からエダスを出してスッテを付けていく仕掛けです。

エダスの分、イカのあたりがわかりづらくはなりますが、イカに違和感を抱かしづらく、バラシにくい仕掛けです。

直ブラ式

直結式とブランコ式の中間のような仕掛けです。

ブランコ式のエダスを1cm以下まで短くしたもので、それぞれの長所を取り入れており、初心者には一番おすすめの仕掛けです。

私も、今回はこれを使用しました。
仕掛けの作成にはビーズなどが必要で、不安もあったので事前に組まれているリーダーセットを購入しておきました。道糸のスナップにつけて、スッテを付ける留め具もついているので非常に簡単です。

ただ、仕掛けの制作もそこまで難しくなさそうだったので、今度は自作してみようかな・・・

リールはベイトリールを

上下に落とし込みを繰り返す動作が増えるマルイカ釣りではベイトリールは必須
オモリ30号でもスムーズに下せるベイトリールを用意しましょう。

投入機は船宿で

マルイカ釣りで扱うスッテはカンナがあちこちに引っ掛かりやすく、扱いが非常に難しいです。
これを、うまく投入するために塩ビ管を連結した投入機という装置を使います。

装置、というと大げさでハードルが高そうですが、ただの塩ビ管を繋いだもので、この塩ビ管の中にスッテを仕舞い、オモリを投げることでスッテがスムーズに海に飛び出すというものです。

葉山五エム丸で出船

葉山芝崎のゴエム丸さんは、マルイカ釣りの老舗ながら新しい船で快適にマルイカ釣りができます。葉山エリアはイカの魚影も濃いエリアなので期待も膨らみます。

最初のポイントでいきなりの大物マルイカ

最初の流しでいきなりヒット

と、いうかなんかわからずに巻いたらちょっと重い感覚があり海藻でも引っ掛かったかなと思ったら、なんとイカが付いていました。

結構いいサイズで、このまま爆釣の予感

その後は延々とクルージングとオモリを海に投入する作業が・・・

釣れたのは最初だけで、その後はポイントが定まらず延々とクルージングを繰り返します。
行ったり来たりを繰り返しながら、場所によっては1回か2回仕掛けを投入して、また移動の繰り返し。

船が減速して、釣りが始まるかと思いきや、またスピードアップで群れを探し続けるゴエム丸

全体の9割くらいは移動に費やした感じです。

他の釣りでは考えられませんが、マルイカは移動のスピードが速く、悪い日だとほんとうにクルージングだけで終わってしまうそうです。厳しい釣りです。

マイクロサイズのマルイカであたりもわからず・・・

何度か仕掛けを投入したポイントでも、まったくあたりもわからず

たまに、反応があると思ったらサバが釣れる・・・ 直ブラやブランコ式の仕掛けではたまにサバが釣れることはあるそうです。スッテにも食いつくとは、恐るべしサバ

まったくあたりも無く、釣れる気がしないマルイカ釣りですが、近くのベテラン釣り師は一人だけ釣っていました。いわゆるゼロテンで釣っているみたいで、小さいサイズのマイクロマルイカを次々と釣りあげていきます。

最終的には10杯以上釣ったようです。恐るべし・・・

マルイカのゼロテンについてはこちらのブログに詳しく書いてあります。

念願のあたりも痛恨のバラシ そして終了

終盤、仕掛けの着底と同時になにか重みを感じるあたりが。

きっとこれがイカのあたりだと思い、フッキングを試みるも乗らない・・・
もう一度誘いを入れるとまたあたりが、そして今度は合わせも成功上がってきたのはいいサイズのマルイカ

しかし、喜びもつかの間、仕掛けを回収している最中にばらしてしまいました。
どうやらゲソの先っちょしか引っ掛かっていなかったようです。

そして、この直後に終了のアナウンス


寄港後の差し入れが心に染みます

まとめ

この日は全体的にマルイカの釣果は良かったみたいで、五エム丸のもう一隻は50胚越え最低でも7杯釣れたそう。さらに、他の釣り船の釣果も5~50杯と上々しかし、私が乗った船だけほぼ全員0か1・・・最高でも例のベテランの10杯ちょいと渋い結果でした。

マルイカ釣りでは群れに当らないとかなり長い時間クルージングになってしまうそうで、さらにイカのサイズによってはかなりの技術が必要のようです。マルイカ釣り師はこの釣れない釣り船の中で、自分だけ釣るのが快感だそうですが、釣れる釣りに行きたいなと思いました。

2020年シーズンはマルイカは低調らしく、デビュー戦には厳しい年だったようです。
釣れ始めたら、いつかリベンジしたいと思います。

5月の茅ケ崎まごうの丸でマルイカリベンジ成功、初のマルイカ釣果

コメント

タイトルとURLをコピーしました