冬の西浦園手漕ぎボートで遊動テンヤ釣りダイワ「紅牙」を試す

Pocket

冬の西浦園手漕ぎボートで遊動テンヤ釣りダイワ「紅牙」を試す

比較的冬は風や波が穏やかなことが多い沼津の西浦園

よく行く横須賀の石田丸では冬は北風が厳しいことが多いですが、沼津は冬は凪の日が多いです。

【ボート転覆注意】北風風速5mの大荒れの京急大津でデカアジを狙う

そんな凪の日を狙って一つテンヤで真鯛を狙いに行ってきました。

ボートとテンヤは相性〇

真鯛の釣り方として近年人気のテンヤ

一つテンヤや誘導テンヤ、カブラといったものがありますが、これらはボート釣りと相性は良いです。

重たいアンカーの上げ下ろし無し

手漕ぎボートで水深50mを超えるポイントまで狙える沼津
手漕ぎボートでも遊漁船クラスの釣果が望めます。

ただ、手漕ぎボートの何が辛いかと言うとアンカーの上げ下ろし・・・

重たいアンカーを水深30mとかから持ち上げるのはかなりの負担です。

しかし、流し釣であれば基本的にアンカーを下ろさないのでボートでも苦になりません。

流しながら釣るテンヤ系の釣りとは手漕ぎボートは相性は良いと思います。

手漕ぎ作業と風の影響に注意 シーアンカー必須

そんな手漕ぎボートの流し釣ですが難点が二つ

まずは流し終わった後、ポイントを取り直すには手漕ぎで漕ぐ必要があるということ

普段はポイントまで漕いでアンカーを入れるのでそれほど長距離を漕ぐことはありませんが、流しの度にボートを漕ぐのは結構な重労働
慣れていないと背筋や腕が筋肉痛になります。

オールを漕ぐ手が痛くなるので負担を軽減するために軍手などの手袋を持っていきましょう。

もう一つは風の影響が大きいこと

エンジンで流す速度を調整できないので、風が強かったり、潮の流れが速いと思ったように釣りができません。

パラシュートアンカーと言われるシーアンカーを入れることで流す速さを調整できるので、うまく活用しましょう。
手漕ぎボートですが、大きめのシーアンカーを買った方がボートがポイントに留まりやすく使いやすいですよ。

そういった事情もあるので、風や波がおだやかな日を狙っていかないとテンヤ釣りはできないんです。

手漕ぎボート釣り師がボート釣りにおすすめのアイテム達をご紹介【手漕ぎボートデビュー】

遊動テンヤで真鯛釣り

以前から、一つテンヤはたまにやっていたのですが、この日は徹底的にテンヤで釣ります。

それも、ダイワの誘導テンヤを使ってみます。

重めのテンヤが使いやすい

凪とは言え、潮の流れはそれなりにあり4号、5号のテンヤではラインがかなり斜めになってしまいました。

8号、10号、12号くらいのテンヤがこの日は使いやすかったです。

流す速度の調整がほぼできないのでテンヤを様々な重さのものを持っていくといいでしょう。

ダイワの誘導テンヤは結構安くて、針は使いまわしができるのでオススメです。
カブラとテンヤ、どっちとしても使えますしね。

ダイワ紅牙の公式HPはこちら

ロックフィッシュは良く釣れる

テンヤは底を狙う釣りなので、定番の外道は根魚

この日も近年の西浦園では魚影が濃い、ロックフィッシュであるオオモンハタが釣れました。

以前は、ミノカサゴなんかも釣れましたね。

水深20mから30mくらいではマダイらしき魚影も良く魚探には写りました。
水深50mくらいまでを狙いましたが、40m以深は魚探の反応は無しです。

根魚なんかはいるのかもしれませんが、何も反応のない魚探はやる気がそがれますね。

マダイにヒットも針が折れる

午後になりテンヤでの釣果が出なかったのと、風が出てきたのでコマセ釣りにチェンジ

テンヤで一日やる予定でもありましたが、さすがに釣れなさ過ぎて・・・

もう少し反応があるとテンヤでも一日楽しめるのかもしれませんが、釣果はオオモンハタ3匹でした。

そして、水深30mちょいでコマセを撒いていると大型魚の反応

期待して竿を握るも全然食ってこない・・・

2,3匹の大型魚のようで、魚探にはしっかりと反応が映し出されます。
コマセがなくなっても付けエサの周りを周回している様子

仕掛けを上げるとしっかりと魚影も去っていきます。

真鯛の可能性大ですね。

コマセを少なめに詰めて、再び投入

しばらくするとやはり先ほどの魚影が魚探に写ります。

しかし全然食ってこない。

マダイとの我慢比べ

すると、10分以上竿を置いていたでしょうか、突然の強い引き

ガタガタと暴れるような引きに思わず竿を掴み合わせを入れます。

グイッと竿を引くと、プツン・・・

軽くなる竿先に呆然

仕掛けを回収すると針が途中で切断されていました。

これだけ鋭い歯とパワー

マダイだとは思いますが・・・悔しいですね。

まとめ

目標のテンヤ釣りはかなり楽しめたのはよかったですが、肝心の釣果がダメダメでした。

お土産確保のためにやったコマセ釣りでも大物を取り逃がす始末

帰り際に西浦園の親父さんに話を聞くと、この日は真鯛やイナダが上がっていたそうです。

ただ、カワハギが最近は釣れなくなってきているそうで、カワハギ狙いなら隣の古宇まで行くといいみたいですよ。今度は、マダイも古宇に行ってやってみようかな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました