【外房飯岡長五郎丸】ゼロテン釣法で3㎏オーバーの巨大ヒラメをゲットした春の平目釣り

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冬の寒さも緩くなり、花粉が飛び始めるころ

千葉県銚子市の飯岡漁港にある長五郎丸さんで、外房のヒラメ釣りに行ってきました。

ホスピタリティの高い飯岡長五郎丸

長五郎丸さんは初めて利用したんですが、とにかく素敵な船宿でした。

スタッフが優しく笑顔

釣り業界あるあるですが、海の男たちは厳しく職人気質

お客様をお迎えするといった気持ちが少ない人が多いですが・・・(もちろん心は優しい方が多いです)

長五郎丸さんはスタッフがみんな笑顔

受付を担当している女将さんは、もちろん、親父さんもとてもやさしく良い意味で船宿のスタッフっぽくないです。

サービス業としては当たり前ですが、意外とこれができる船宿ってないです。

釣りが初めてという女性でも安心して連れてい行けるような船宿だと思いました。

綺麗で大きな船

長五郎丸さんの船はとりわけ大きな船という訳ではないんですが、座席の下にスペースがあり、クーラーボックスを入れることができるので、広く感じます。

通路部分を広く確保できるので、エサのイワシを生け簀に取りに行く際も楽ちん

キャビンも十分な広さがあり、お湯やカップラーメンが置いてあって、使い放題です。

波で揺れることが多い外房ですが、穏やかな日はぜひサービスを利用したいですね。

綺麗な店内に豊富なサービス

船宿自体もとても綺麗です。

店内にはちょっとした釣具店くらい仕掛けなどの釣り具が販売されています。

レンタル品も豊富

トイレも洋式が二つあり、ドリンクサーバーやホットコーヒー、スープなども飲み放題なんですよ。

外房の宿に多い素泊まりもやっていて、いつか泊りでハナダイ&ヒラメ釣りなんて贅沢なプランをやってみたいですね。

3.3㎏の大ヒラメが釣れた外房泳がせヒラメ釣り

ここからはいよいよ釣行記です。

初の外房ヒラメ釣りでしたが、釣果はとても良いものでした。

潮の流れ悪く渋いスタート

釣行日の一週間前までは外房のヒラメ船はどこも好調でした。

釣果を見ても大体2-9枚とか3-7枚とか、少なくとも0は無いようでした。

ですが、釣行日の数日前から潮流れ悪く0-2といった厳しい釣果報告が続くように・・・

嫌な予感を感じつつ銚子まで向かったんですが、嫌な予感は当たってしまいました。

港を出て30分くらい行ったポイントで始まりましたが、アタリもほとんどなく、船中も同じ感じ。

朝はまだまだ寒く、厳しい釣りの予感

徐々にヒラメ活性化

そもそもヒラメ釣りが初めてであり、何が正解なのかあまりわかりません。

試行錯誤しながらやりますが、同船のベテラン釣り師も釣れていない様子

1時間くらい釣れない時間が続きましたが、その後船中で初のヒラメが上がり、そこからポツリポツリとヒラメが上がり始めました。

このタイミングでなんとか釣りたい

千葉まで来てボウズは避けたいです。

その必死の思いが届いたのか、グイっと引っ張るヒラメのアタリが

すかさずグイッ

グイッ?

うれしさのあまり合わせてしまいます。

ヒラメ釣りは最初のアタリがあってから本アタリまで待たないといけません。

当然それは知っていますし、ヒラメ40という言葉はヒラメ釣り師の間では有名過ぎる話

でも、合わせちゃいました・・・

そして遠のくヒラメのアタリ

ただ、朝よりは活性が上がってきているのか、数分後に再びチャンス到来

グイッ

グイッ

ググー

ここで合わせを入れるとヒラメが乗った感じが手に伝わります。

この釣り楽しい

上がってきたヒラメを船長にタモでキャッチしてもらい、1匹目確保

これでボウズ回避です。

ゼロテン釣法でヒラメ爆釣

ボウズ回避の安心からか、周りを見る余裕が出てきました。

すると、釣れない人は錘が結構浮いていそうです。

竿先から伝わる感覚も、イワシが吹きあがる感じがあります。

船長からの指示も「錘が底に着くか着かないかくらいをキープしてください」とのこと

ヒラメの活性や潮の感じからして棚が低いことが伺えます。

すかさず仕掛けの捨て糸を短くし、根掛かり覚悟で底を攻めます。

しばらく続けるとアタリがあるパターンを見つけました。

そう、ゼロテン釣法です。

カワハギ釣りなどでよくやる錘は地面に着けるけど、錘を寝かせず浮かせずでテンションがかからない状態をキープするゼロテンション釣法

テンションがかからず、イワシの泳ぎも自然になりヒラメにも違和感を与えません。

ただ、ゼロテンのままだとヒラメのアタリはわかりにくいので、ゼロテンでイワシが極端に暴れる(ヒラメから逃げる)挙動が見られたら錘を5cmくらい上げて様子を見ます。

すると、ヒラメが喰いついてアタリが発生するという仕組みです。

その後は本アタリまでしっかり竿先を固定するか、アタリが無ければゼロテンに戻すのを繰り返すだけ

外房のヒラメ釣り場は人工漁礁が沈められていて、凸凹した海底になっています。

ゼロテンのまま、この凸凹に錘を這わせるイメージで動かすと、凹の隙間にいるヒラメにしっかりとイワシの存在を

このパターンが今日のアタリパターンだったらしく、船中渋いなか私だけポンポンと釣り上げます。

なんと結果は6匹で竿頭

次点が3匹だったことやヒラメ釣りが初めてということを考えると上出来すぎますね。

3.3㎏の巨大ヒラメ上がる

ゼロテン釣法で次々とヒラメを釣り上げます。

楽しくて背景に花が咲きそうです。

そしてとうとうその時が・・・

ゼロテンでヒラメを誘い、少し浮かせてヒラメのアタリが

2度、3度とあたりがあり、グーっと引っ張る本アタリが

しっかり合わせて巻き上げますが、あきらかに重い

水面近くまで来たヒラメは見るからにデカそうです。

タモを抱える船長が「こっち寄せて」と言いますが、泳ぐヒラメを寄せることが中々できません。

バラシの緊張感の中、何度もヒラメの向きを変え、やっとのこと無事キャッチ

上がってきたヒラメは60cmオーバーで重さは3.3㎏という巨大ヒラメでした。

ビギナーズラックだと思いますが、嬉しすぎます。

泳がせヒラメの釣りのタックル

この日のタックルは、7:3の汎用竿

格安のこいつです。

格安釣り具メーカーのプロマリンさんのカルテット船

竿先を交換できるので、1つの商品で様々な錘負荷に対応でき、ほとんどの釣りに使用できます。

外房のヒラメ釣りはライトタックルなどもありますが、ノーマルの場合は錘は60か80か100号を使うということで、40から80の穂先にするか50から100の穂先にするか迷いました。

結果として、カルテット船の穂先自体が固めであることと、ヒラメ釣りの場合は穂先が固すぎるとアタリを弾きやすいということから40から80号に対応した穂先を持参

100号の錘を使用する場合は負け気味で使う覚悟でしたが、波も穏やかで終始60号の使用だけでした。

専用タックルでなくても、これだけ釣れるし、ヒラメの場合は専用にこだわらなくても良さそうです。

ただし、底取りが重要なので波が荒い日は長めの竿の方がいいかも・・・

私が行った日は外房にしては穏やかだったので

まとめ

人生初のヒラメ船でしたが、大物も釣れ、数も釣れ、とても楽しい釣りになりました。

ゼロテン釣法は底を取るヒラメ釣りでは効果的だったと思います。

ただ、根掛かりしやすいポイントは要注意で、人工漁礁の外房沖限定かもしれませんが・・・

いつかは、横須賀京急大津の手漕ぎボート、石田丸でもヒラメをゲットしたいと思います。

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