2年に一度のペースで行っているマルイカ釣り
小さくて繊細なアタリのマルイカ釣りは難易度が高くて、今だに2桁釣果がありません。
今年は三浦半島のマルイカが絶好調らしく、100の束越え釣果も出ているそうで、最前線のマルイカ釣りに行ってきました。
6月中旬ということで梅雨の合間を狙っての出船
マルイカ自己ベスト更新のために大和丸へ
向かったのは三浦市にある大和丸
基本的にはイカ専門でやっている船宿で安心感んがあったのと、口コミなどを見ると船宿の接客が良さそうだったのでチョイスしました。
設備は△もサービスは◎の大和丸
大和丸さんは初めての船宿でしたが、場所は迷いませんでした。
と言うのも、こちらのFacebookページに写真付きで道案内が出ていたからです。
Googleのナビでも普通に道案内してくれます。
三浦半島の西側になるので道路事情はあまり良く無く、結構細い道を進むので早朝などは注意です。
実際に私が行った日も、畑が多いエリアは霧が出ていましたし、幹線道路には警察が張り込んでいました。
三浦縦貫道路も含めて、片側一車線の道がほとんどですので、時間には余裕を持って釣りに行きたいですね。
大和丸の駐車場は船宿のすぐ隣
建物である小屋の隣とそのさらに奥が大和丸の駐車場のようです。
看板が出ているのでわかるでしょう。
ですが、駐車場は基本的に斜め
船宿が坂道の途中にあるので、「早く来て車中泊を」と考えている方は要注意
それから、トイレは坂の下にある公衆トイレを使うことになります。
また、水道はありません。
釣行後は、ポリタンク式の水道を船宿が用意してくれますが、水の量に限りがあり水圧も弱いので釣り具の片付けなどはちょっと難しいかも・・・
しかも船着き場まで若干歩きます。
台車を貸してくれますが、坂道なので重たいクーラーなど荷物が多いと少し大変
あれ、ここまで書くと大和丸ってあまりいい船宿じゃ無い気が・・・
いやいや、これだけのマイナスポイントを覆すサービスがあるのが大和丸の特徴です。
釣り船とは思えないほどフレンドリーなスタッフで、女将さんは釣行後にお土産までくれます。
私はアジの干物を貰いましたが、時期によりキャベツなどであることもあるそう。
カップラーメンやお茶などのサービスもありますしね。
そうそう、釣り座の確保は早い者勝ち
開店前なら店の前のホワイトボードに、開店後なら受付時に釣り座を確保します。
団体の場合は、連座で確保してくれるそうです。
まずは城ヶ島沖へ行くも・・・
6時過ぎというちょっと早めに出船して向かったのは城ヶ島沖
三浦半島の西側にある大和丸はマルイカのポイントとしては剣先沖よりも城ヶ島沖の方が近いです。
大体20分も掛からないでしょうか。
城ヶ島の裏側の断崖絶壁を眺めながらマルイカを探して右往左往
30分くらい探索しましたが、どうやらイカが早いらしく投入の合図は無し
クルージングしただけで城ヶ島沖は終了
6月前半は城ヶ島沖でも結構釣れていたみたいですが、台風などの影響で少しイカの気分が変わってきているのでしょうか?
剣先沖で今季初マルイカゲット
城ヶ島沖から再び20分くらい移動して、やってきたのはマルイカ激熱ポイントの剣先沖
他にも、何隻かの船がマルイカを狙ってきていますね。
ポイントが定まり、投入の合図と同時に仕掛けを投入
まずはスッテ5つの直結仕掛けで責めてみます。
スタメンスッテ
着ノリはせず、誘いを入れてステイ
たまに空合わせを入れて・・・
お、重い
ズシっとしたイカ特有の重み
一瞬、海藻か何かに根掛かりしたのかと思いますよね。
バラさないように慎重に一定に巻き上げます。
上がってきたのは、良型のマルイカ
20センチくらいはありそうですね。
これならアタリも取りやすそう。
城ヶ島沖に比べて、割と群れが見つかるようで、2回3回とできる流しもありました。
そして順調にイカを追加
前回の自己ベストである4杯は早々にクリア
ムギイカも1杯釣れて、順調です。
おぉ、マルイカ楽しい
楽しい時間は続かない
絶好調かに思われたマルイカ釣りですが、楽しい時間は続かず、干潮の10時くらいからアタリが遠のきます。
やっと掛けられたと思っても、焦りからかバラシが増えてきます。
安定のゲソばかり釣れる・・・
おそらく、釣れない焦りから合わせが強かったり、巻き上げが早いのでしょう。
フッキングもあまり良く無いのが原因かも
ゲソが続くと余計に焦ります。
自分の場合は、誘いから合わせの間隔を短くするように意識し、重みを感じたらゆっくりと巻く方がいいですね。
直ブラ仕掛けや直結7連も
釣れないと色々と試したくなるのがマルイカ釣り
スッテの色を変えるのは定番ですが、直結5連仕掛けから直結2、直ブラ3、直結2という変則仕掛けに変更
イカのサイズが良いため、直ブラが良いという情報を仕入れていたので直ブラ仕掛けを交えてみました。
それから、スッテもマイクロスッテではなく5cm程度のマルイカにしては大きめを混ぜます。
イカの活性が高く、大きい方が目立つから釣果に繋がりやすいとの考え
実際、付近の遊漁船のHPでは直結仕掛けで浮きスッテ5cmを勧めているところもあったので試してみました。
結果、1杯追加できたものの、劇的な変化は無かったです。
むしろスッテ7本だと最後の1本くらいがどうしても取り込みでもたつき、イカがバレました・・・
痛恨のミス
自分の腕の問題もあるのでしょうが、これなら手返しやアタリの取りやすさを考えると直結でいいかも、ということで直結の6本に最終的には落ち着きました。
ただ、スッテの間隔は60cmから70cmくらいとやや密度を濃くしてみました。
自己ベスト更新も不満の残る結果
色々と試したマルイカ釣りでしたが、やはりフラフラと浮気すると良い結果にはつながりませんね。
最後に数杯追加できたものの、なんとか10杯を超える釣果でフィニッシュ
初の二桁、そして自己ベスト更新ではありましたが、半数以上が30杯以上という結果だったので、これは不満が残りますね。
名人には及ばないものの、なんとか半分の15杯は釣りたかったです。
連日にくらべてイカの魚影が捕まらず、後半2時間も探索で終わってしまったのが痛かったです。
まとめ
100杯超えが複数でるような大爆釣からは剣先沖のマルイカも徐々にシーズンが終わりつつある気がしました。
それでも竿頭は40以上釣っていたのでなんとか竿頭の半分は行くように、今後も腕を磨きたいです。
水深は50m前後でしたが、これからはもう少し浅場に移動しそうですね。
浅場に移動すればオモリも軽くなり、アタリも取りやすくなるかも・・・
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