いつも通り、西浦園さんでボートを借りて釣りを使用と思い、西浦園へ電話したところ、なんとボートの貸し出しは廃業したとのこと
一体何があったのでしょうか?
西浦園手漕ぎボート廃業の理由
西浦園さんがボートの貸し出しを終了した理由を聞いてみました。
春の強風により渡し舟破損
電話で聞いた話ですが、春の強風によりボートを係留している沖の筏への渡し舟が破損してしまったそうです。
風で煽られボートの底が破損したとのこと
浅瀬だと岩にぶつかるので使用後は筏側へ渡しておくのがルールですが、なんらかの理由で浅瀬に来てしまったのでしょうか?
いずれにしても渡し舟が破損してしまってはボートが係留してある筏に行けなくなってしまいます。
後継者不足
また、電話では「もう私たちも歳だし」といったことをおっしゃってました。
西浦園は親父さんと女将さんの二人で運営していましたが、冬前のボートの上げ下げなどは子供に手伝ってもらっていると聞いたこともあります。
ただ、普段の運営は老夫婦で行っており、今後も長く続けるのは難しいだろうというのは感じていました。
渡し舟のボートが壊れたのが直接の原因ではあるのでしょうが、それを直してまで貸しボートを再開するつもりはなかったようです。
西浦湾の手漕ぎボート釣りは丸高水産へ
西浦園さんへ電話した時に、「ボートはすべて丸高水産へ譲った」と聞きました。
ボート釣りをしたいなら丸高水産を使ってね、ということで連絡先も教えてもらいました。
丸高水産
丸高水産は、西浦園で釣りをしたことがある人なら、ご存じかと思います。
西浦園の道路を挟んではす向かいに丸高水産と書かれた建物があり、西浦園の手前に丸高水産の港があります。
西浦園のボートを利用する際に使った筏からも港が見えますね。
丸高水産の釣果はこちら
丸高水産の利用方法
利用方法は簡単、下記の電話番号に電話して予約をするだけ
電話番号:090-2946-8824
上記は会社の電話番号ですが、緊急時の電話番棒やLINEでの予約も受け付けているようです。
丸高水産のボートの乗り方
西浦園さんでは渡し舟で沖の筏へ行く必要がありましたが、丸高水産は港内に桟橋があるので、西浦園に比べれば格段に簡単にボートに乗れるでしょう。
また、船外機付きのボートや生け簀付のボートもあり、釣りの幅も広がりそうです。
いつか船外機にも挑戦したいですね。
丸高水産での釣り方
釣場は同じ西浦湾、釣り方は基本的に西浦園と同じ
ただし、丸高水産が管理している養殖の生け簀への係留が認められています。
係留が認められているのはこちらの赤丸で囲まれた生け簀
係留のメリットは、いちいち重たいアンカーを上げ下ろししなくてよいことです。
ボートの落水事故はアンカーの上げ下ろし時に多いですし、湾内にある生け簀付近は波も穏やか、初心者は係留してしまったほうが楽かも
しかも、使用していない板の張ってある生け簀なら上陸もOK
狭いボート上から解放されて楽に沖釣が楽しめます。
ただし、生け簀付近は沖に比べて潮流れが悪いです。
そのため、青物やマダイなどは湾の入り口の潮を受ける場所の方が釣れそう
クロダイなどは湾内の方が釣果が良さそうなので、湾内でやっている人はクロダイ釣り師が多い印象です。
生け簀に係留するなら、なるべく湾の外側、立保岩礁帯に近い画像左側の列の先頭がおすすめ
丸高水産の設備
ボート以外の設備も概ね乗合船の船宿に近いです。
港にある流しは2か所とも使用可能で、使った道具の片付けなどに利用できます。
駐車場は何か所かに点在していますが、どこも徒歩近くですし、港に一時駐車して荷物は上げ下ろし可能
トイレも丸高水産のトイレを使用可能ですし、渡し舟が必要な西浦園に比べて桟橋なので気軽に休憩で帰ってくることもできそう
社長さんや漁師さんも港で作業していますが、みなさん優しく、気軽に釣果を聞いたりしてきます。
個人的には西浦園が好きでずっと使ってきましたが、初心者にオススメできるのは丸高水産さんの方かもしれません。
まとめ
とうとう貸しボート業が廃業になってしまった西浦園さん
老夫婦二人で運営しており、いつかこんな日が来るような気もしていましたが寂しいですね。
たまたま縁があり、長い間お世話になりましたが、引き続き西浦の海は楽しませてもらおうと思います。
コメント