最近行く機会が多い東京湾のタチウオ釣り
天秤で爆釣した記憶も新しいですが、2月の厳冬期にテンヤタチウオに挑戦してきました。
久里浜大正丸で厳冬期のテンヤタチウオ
冬は深場に潜り難易度が上がるタチウオ釣り
今年は、調子がいいみたいで1月から2月の釣果を見ても30本以上釣れる時期と10本以下の平年並みの時期が3,4日おきに交互に来ているようです。
2月でも走水沖の水深50m代が狙い目
釣れる時期に当たることを祈って、横須賀は久里浜の大正丸さんを予約しました。
横須賀大正丸
久里浜名物、花の国
大正丸は初めての船宿でしたが、口コミ通り優しい釣り船でした。
お店は久里浜港にあり、トイレは共有で船宿も小さいですが、最低限の設備は整っています。
船着き場はすぐそこなのにクーラーは軽トラで運んでくれますし、結構空いている船宿だと思います。船も普通にきれいでしたし、船長も優しかったですよ。
お店の中で待つスペースは無いので、寒い中でも車か外で待たないといけないのが難点でしょうか。
激渋の厳冬期テンヤタチウオ
そもそも、私はテンヤタチウオは2回目
1回目は初秋に行って、3匹の釣果でした。
その時は7:3のライトゲーム竿だったんですが、今回は8:2の先調子の竿です。
だから、3匹以上は釣りたいところ
以前はアタリがあってもかけられなかったんですよね。
ですが今回は・・・
なんと・・・
アタリが無い
みぞれが舞う極寒のなかの厳しい釣り
50号のテンヤを必死で揺り動かしますが、アタリが無い
テンヤを回収しても齧られた形跡もありません。
これは厳しい釣り
低活性に聞くと言われて購入した黒いテンヤにすると、アタリは出てきました。
テンヤの色でこうも違うとは
本日の精鋭たち、この後イエローは殉職しました。
そして、ワンピッチジャークで竿を持ち上げた瞬間に感じた重み
反射的に合わせると、しっかりと魚の引きが
上がってきたのは指4本の良型タチウオ
この日は電動ではなく手巻きで行っていたので、めっちゃ楽しい
その後、もう一度当たりがあったものの掛けられず
それ以降は黒だろうがオレンジ金だろうがイワシカラーだろうかウンともスンとも言わず
タチウオの活性低すぎます。
大正丸はテンヤと天秤の途中交換可能
テンヤにアタリが全くない状態が長く続きますが、隣の天秤釣り師はコンスタントに釣れている様子
その様子を羨ましそうに眺めながら、鞄から天秤の道具を出します。
そう、大正丸はテンヤと天秤を途中で交換してもOKなんです。
普通はお祭り防止でNGですし、そもそも事前にどっちか決めて船に乗るスタイルが多いですが、大正丸ならOK
テンヤが渋いと見るや天秤に切り替えていいんです。
そして天秤に変えて、数投目
さっそくタチウオゲット
寒すぎて釣行中の写真は断念
テンヤのものより小型ですが、それでもこの時期のタチウオは大きさ十分
なんとか2匹ゲットしたとことで気持ちも落ち着き、再びテンヤに戻して挑戦
ですが、やはりテンヤではほぼアタリ無く・・・
無念の修了となりました。
大型タチウオの調理を楽しむ
タチウオはウロコもなくて捌きやすいし、食べておいしい魚
以前はタチウオの卵で明太子を作りましたが、今回は卵無しでした。
刺身盛り合わせと海鮮丼
タチウオは身がしまっていて、超コリコリ
固いのが好きな人はこれでもいいんですが、コリコリしすぎているので糸引きにするのがおすすめ
細く切って、三つ編みにするとオシャレです。
お寿司屋さんみたいでしょ?
シャリの握りはまだまだですが、ネタは鮮度抜群です。
スーパーでサーモンの切り身を買ってきて刺身にすれば色合いも賑やかに
一気に豪華になりますね。
大正丸さんで貰った生ワカメと一緒に料理すると良い感じです。
なんといっても炙りタチウオが最高
塩焼きやムニエルなど加熱調理がおすすめのタチウオですが、やっぱり鮮度抜群なら刺身やお寿司で食べたいですよね。
そんな時は、炙りがおすすめ
皮目に切れ込みを入れてバーナーで炙ると、ジュワーっと脂がでてジューシーになります。
コリコリのお刺身も良いですが、そればかりだと疲れちゃうので、炙りがおすすめですよ。
まとめ
2本という厳しい釣果になった厳冬期の東京湾タチウオテンヤですが、竿頭は12本という圧巻のツ抜け
でも、天秤ですが・・・
テンヤが当たる日もあるようなので、まだまだ楽しめる冬のタチウオ釣りに行ってみませんか?
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