先日、テンヤタチウオに行って8:2の先調子竿がものすごくほしくなってしまいました。
東京湾横須賀走水の教至丸で秋のテンヤタチウオ釣りでドラゴンゲット
とは言え、テンヤタチウオ専用竿を買うほど、そればっかりやるわけでもないですし、予算もないです。
いろいろ調べて最終的にはシマノのライトゲームBB82HMを購入したのですが、ここに至るまでの考察をお伝えします。
8:2の万能先調子竿が欲しくなった理由
貧乏釣り人の私は今のところ船釣りで使う竿は7:3調子の竿しかありません。
7:3は先調子と同調子のちょうど中間で、様々な釣りに対応できるので、最初の一本にはとてもおすすめです。
実際にこれでマルイカもテンヤタチウオも私はやっています。(貧果ですが・・・)
5月の茅ケ崎まごうの丸でマルイカリベンジ成功、初のマルイカ釣果
ただ、最近流行りのゲーム性の高い釣り、カワハギやマルイカ、テンヤタチウオなんかは繊細なアタリを察知し、積極的に掛けていく釣りなんですよね。
魚合わせで餌を食べるのを待っているような釣りでは7:3で十分なんですが、マルイカみたいに引っかけていかないと釣れない釣りでは7:3では瞬発力がないと感じていました。
それに対して8:2なら、マルイカやカワハギでも対応できますし、最近流行の釣り方にはマッチしている竿だと思います。
汎用性の高い釣竿は?
各メーカーからマルイカ専門竿、テンヤタチウオ専門竿なども出ていますが、やはり貧乏釣り人には専用竿を買う勇気はありません。完璧ではなくとも、いろいろな釣りでそこそこ使える汎用性の高い釣り竿が欲しくなります。
そうなると各メーカーから出ているライトゲーム用のロッドで8:2の先調子のものを選ぶのがいいです。
各メーカーの商品名と商品ページのURLを紹介します。
8:2のライトゲームロッド徹底比較
次に狙っている8:2の調子のものに絞って比較していきます。
おもり負荷はロッドの硬さ、MやMH、Hなどで表現されますが、だいたい40号から50号が真ん中になるようなおもり負荷の竿が東京湾での釣りにはピッタリなので、それで比較します。
固さ | 自重 | 長さ | 仕舞長 | 対応錘 | カーボン含有量 | |
シマノ ライトゲーム BB TYPE82 | MH | 114g | 190cm | 98.5cm | 20-80 | 78.4% |
ダイワ ライトゲームX 82 | MH | 104g | 190cm | 100cm | 20-80 | 67% |
アルファタックル ライトゲーム FT 82 | H | 110g | 180cm | 93cm | 30-120 | 79% |
アブガルシア 黒船 KT 82 | M | 127g | 185cm | 96cm | テンヤ30-60 | 55% |
注目したいのは手持ちでの誘いで負担になる重さ(自重)、それから持ち運びや自宅での保管のしやすさにつながる仕舞長、釣りの範囲に直結する対応錘の号数、そして竿の粘りやハリに直結するカーボン含有量です。
ちなみに、票には書いていませんが、最後まで迷ったのはシマノのライトゲームBBのTYPE82の固さをMHにするかHにするかでした。
タチウオテンヤメインでやるならHの方が50号のテンヤを動かすには良さそうでしたが、マルイカやキスなども考えてMHを購入しました。
ライトゲームBB82Mがおすすめの理由
ここまで比較して、なぜライトゲームBB82MHを選んだのか説明します。
シマノライトゲームTYPE82の公式ページ
意外と店頭の方が安い場合もあります。
画像は最寄りのキャスティングで
アタリが取りやすい
まずは、同じ8:2ロッドでもシマノの場合はカーボン含有率が高く、シャキッとした仕上がりであたりを取りやすいこと。
例えば、ダイワのライトゲームはカーボン含有率が低く、粘りがある作りになっており、同じ8:2調子でも微妙に違います。
もともと、マルイカやテンヤタチウオなど繊細なアタリを取りたいということで現状の7:3ロッドで不満を感じての購入なので、シマノのほうが目的に合致していました。
カーボン含有率が高いほうが粘りがないので、繊細な分折れやすいという弱点もありますが、極端に折れやすいようなことは無いので、よほどの初心者でなければ大丈夫かと思います。
ほんとに、釣り初心者なら逆にカーボン含有率の高いダイワ製のほうがいいかもしれませんね。
トップガイドがSIC製
船釣りで使うのであればやはり熱や摩擦に強いSIC製がいいだろうと考えました。
実際に、私が今使っているのはハードガイドで、困ってはいないんですが、PEラインの痛みが早かったりしても嫌ですし、せっかく高い(入門機ではありますが、私的には高額)買い物をするなら、安心して長期間使えるものがいいと思いました。
アルファタックルのフネタツなどはシマノに比べると販売価格で4000円以上安かったですが、これくらいの価格差なら安心のSIC製がよかったです。
フネタツのこの価格は魅力的ですが・・・
安心のシマノ製品
これも価格差との比較です。
アルファタックルやメジャークラフトなどはダイワやシマノに比べると5000円前後安く、とても魅力的でした。
実際に使っている方のレビューを聞いても、必要十分の機能であることはわかりましたが、アフターサービスなどを考えると敬遠してしまいました。
やはり、シマノかダイワにしておけば間違いないと・・・
ダイワの方が若干安い
私は、電動リールもシマノ製なのでその辺の相性も間違いないと思いライトゲームBB82Mを選びました。
まとめ
私は、8:2調子の汎用性が高い竿ということでライトゲームBB82MHをチョイスしましたが、人によって、釣りものによって、選択しは変わってくるかと思います。
マルイカやキスなど小物釣りがメインならもう少し錘負荷が軽いものがいいですし、初めての一本なら7:3調子の竿か8:2でも粘りがあるダイワのライトゲームの方がいいかもしれません。
とにかく費用を安くしたかったり、PEラインを使わないならハードガイドのアルファタックルなどでも問題ないと思いますし。
電車釣行がメインならコンパクトになるライトゲームモバイルなども選択肢になるでしょう。
あくまでも、私個人の考えにはなりますが、竿選びの参考になればと思います。
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