乗っ込み真鯛シーズンもサバ猛襲で難易度高めの西浦園
段々夏が近づいて来て、乗っ込み真鯛のシーズンも本格化
遊漁船だけでなく、おかっぱりからも狙えるシーズンで、ボート釣りでもマダイの釣果報告が増えてきています。
これは、行くしかないってことで、いつもの沼津西浦園に行ってきました。
ほろ苦の魚探デビュー
天気は晴れときどき曇り
季節の変わり目で強風続きでしたが、この日は久しぶりの凪で絶好のボート日和
やや遅めの朝6時くらいから出船です。
本日は購入したばかりの魚探「ガーミンストライカー4」を初めて使います。
新兵器のコスパ最強本格魚群探知機「ガーミンストライカー4」をモバイルバッテリーで使う方法
海がきれい
この日は潮がとても住んでいて、筏から海底が良く見えます。
写真ではわかりにくいですが、大きなハコフグがかわいくお出迎え
ボートはこいつ
一人乗りのボートですが、ボート後方の作り的に、魚探をクランプで付けるのは脇になりそう。
漕ぎ出すとソラスズメダイがたくさん泳いでいます。
やっぱり沼津の海はきれいですね。
魚探の取り付けが上手くいかない
魚探の振動子をどうやってボートに固定するか・・・
手漕ぎボート釣り師の永遠の課題だと思います。
まず試したのが水袋
水を入れた袋やバケツに振動子を入れてボート内に置くというもの
やってみたのですが、ボートの船底が二重になっているのか、うまく反応を拾えませんでした。
エラー表示になってしまいます。
そうなると、なんとか振動子を水中に入れなくてはいけません。
プランBです。
ホームセンターで購入した格安の塩ビパイプに振動子を取り付けます。
T字型のジョイントパーツを取り付けて、それに縛り付けています。
振動子を付けた塩ビパイプにL型のジョイントパーツを付けて、さらに塩ビパイプを付けます。
そして、それをクランプに縛り付けて、後はクランプをボートの縁に固定すれば完成です。
しかし取り付けた状態でボートを思いっきり漕ぐと水流でクランプが外れてしまいます。
う~ん、難しいです。
ボートの後部に取りつけられれば水流の抵抗も少なく、安定しそうなんですが・・・
ボート後部は縁が厚くなっておりクランプの幅がたりない。
とりあえずこの日は、ボートを力いっぱい漕ぐ時は魚探を外して、低速でポイントを探る時だけ振動子を水中に入れるようにしました。
乗っ込み真鯛はいるけれど・・・
5月最終週と言うことで、春の乗っ込み真鯛シーズン真っ盛り
マダイ漁船も近くに来ていて、マダイ狙いのアングラーが大勢います。
そんな中、私は魚探を見ながら真鯛の魚影を追いかけます。
マダイ発見
西浦園の前の生け簀の一番手前のすぐ沖当たりまで来るとマダイらしき魚影が映っています。
左が高周波でボートの真下
右が低周波で広範囲の反応を拾っています。
海底から5,6m範囲内に大型の魚が数匹いるようですね。
時期やポイントを考慮するとマダイの可能性が高そうです。
当然、エビを付けたひとつテンヤ仕掛けを即入れてみます。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・反応無し
テンヤにはまったく反応を示しませんでした。
技術が足りないようですね。
コマセが融けてきたのでロングハリスでコマセ真鯛です。
サバ、サバ、サバ・・・
ロングハリスが絡まないようにオキアミを付けた仕掛けを海中に流していると、すぐにサバが食いついてきます。
魚探を見ると浅場に回遊魚らしき反応が
水がきれいなので、10m以深くらいに反応がある時に海を除くとサバの群れが見えます。
しかも、やっかいなことに海底付近にも魚群が映る時があり、それもサバでした。
一応、イサキ狙いでもあったので、根周りにいる魚群を狙って仕掛けを入れみたのですが、何度やってもサバばかり
しかも10cm程度とかなり小さい小鯖
重りを重くし、海底付近に仕掛けを届けてもすぐにサバが寄ってきます。
難易度の高い釣りになりました。
マキコボシができればマキコボシの方がいいかもしれませんが、海底付近にもサバが群れているのでこの日はコマセは厳しかったのかもしれません。
釣果はオオモンハタのみ
昼くらいにかろうじて釣れた大型のオオモンハタ
30cmクラスなので、一応イケスで活かしておいたのですが、釣果はこいつだけになりました。
一応、最後に小さなウリボウ(イサキ)も釣れましたが、大型のイサキはダメでした。
魚探に移っている魚群の何個かはイサキの群れなのかもしれません。
サバの泳がせに軍配
この日は自分の釣果は残念なものでしたが、周りもサバに苦戦しているようでした。
そんな中、なんと一人で真鯛を4枚も釣った強者がいたとか・・・
話を聞くと、泳がせ釣りで4枚とも釣れたとのこと
たしかに魚探を見ているとサバの群れが移り、群れの下に魚群にアタックしている魚影もあったので、マダイが捕食していたのかもしれません。
そこまで魚探で確認できていたのに泳がせ釣りは30分程度だけやって終わりにしてしまったのが悔やまれます。
また、海面にはイワシの群れも入っていたので、泳がせの人はサビキでイワシも捕まえて泳がせていたようでした。
う~ん、悔しいですね。
次回に反省を活かしましょう。
まとめ
とりあえずの魚探デビューは、動作確認と海中の状況がしっかりわかることが知れたので良しとしましょう。
魚探を使うことで海中の状況が良く分かるようになるので、そうなると釣りの仕方も変わりますね。
この日は泳がせが有効と、早く気付くべきでした。
ただ、魚探の固定方法はまだ少し考える必要がありそうです。
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