つり具伊東の手漕ぎボートで初めてのカイワリ釣り
イルカとウミガメに遭遇
全国的にも珍しいカイワリ釣りを手漕ぎボートで楽しめる静岡県の伊東に行ってきました。
そして、なんとイルカの大群とウミガメに遭遇
関東からアクセス抜群、静岡県のボート釣りができるオススメの船宿とボート釣りのルールについて
伊東は手漕ぎボートがたくさん カイワリ釣りを楽しもう
温泉地や海水浴場が有名な伊東ですが、手漕ぎボート屋さんもたくさんあります。
どこもにぎわっていて、カイワリ釣りを楽しめることから常連さんも多いみたいです。
でも、初めての人にも優しかったですよ。
伊東のカイワリ釣りとは
カイワリはアジの仲間の魚で非常に美味しい魚です。
大きさは30cm以下ですが、引きも良く楽しい釣り物として伊東では人気
結構あちこちで釣れる魚のようですが、外道として釣れるばかりで、狙って釣るのは伊東くらいです。
伊東は漁礁を作るために水深30mあたりのところに廃材やテトラなんかを沈めているそうです。その奥側の駆け上がりに魚がいついているそうで、水深38mあたりを狙うのが伊東の定石
カイワリもこの付近に回遊しているそうです。
サビキがいいとか言う話もありますが、常連さんはロングハリスの仕掛けで狙っている人が多そう。
マダイとのダブル狙いかも。
カイワリの魚介類図鑑はこちら
つり具伊東で手漕ぎボート
伊東には何店舗か手漕ぎボート屋さんがあるものの、この日はつり具伊東をチョイス
大通り沿いで、初めて伊東に行く人でも迷うことはないでしょう。
駐車場は店の脇の小道を履いたところで、店から徒歩30秒くらいです。
店の前は国道135号線
釣り具屋さんなので、餌や氷も置いてありいつも言っている沼津西浦園さんよりも圧倒的にサービスはいいです。
伊東のボート釣りの特徴 アンカーとポイント紹介
つり具伊東さんの利用は初めてだったので説明を受けました。
ビーチから出船するので足元は濡れてしまいます。サンダルか長くつで
まず、伊東のボートのアンカーは重りではなくフックを砂に刺すタイプ
ほぼ全面が砂地の伊東ではこういたアンカーでボートを止めるようです。
さらに、アンカーが引っ掛かった場合のために、スズランテープで軽くアンカーの頭とロープを止めてあり、万が一アンカーが根掛かりしたら、思いっきり引っ張るとスズランテープが切れて、アンカーが反転するようです。画期的ですね。
実際に、午後は風が強く、最後にアンカーが引っ掛かってしまい、思いっきり引っ張ったら取れました。反対側に回り込んだりしなくていいので、非常に楽です。
ポイントは一か所
ボート出船した海水浴場から一直線に沖に向かって800m前後のあたりらしいです。かなり狭いポイントでボートが集まっているので、すぐにわかると思います。
常連さんはアジのポイントや根魚のポイントなどを持っているそうですが、目印も少なく、探すのは難しいかもしれません。
ポイントから陸に向かって右を見た風景 ホテルサンハトヤとマリンタウンの位置関係を確認
ポイントから陸に向かって左を見た風景 大室山だろうか?台形の山とその左手前に鉄塔が重なるあたりが目印になるだろう
カイワリ釣り開始
朝6時半くらいにボートに乗り込んで釣り開始
ビーチからどんどん離れます
朝の釣果はイトヨリとサバ
沖へとボートを漕いで、みんなが集まっているポイントの真ん中に入りました。
砂地なので、アンカーが止まるまで少し流されるので、ポイントに入る時は距離感に注意
近くには船外機付きの船もいましたが周りもまったく釣れておらず早速ポイント変更
逆側、沖へ向かって集団の右端に入ります。
ここは周りも釣れているようで期待が持てます。
早速、マダイ用の6mロングハリス仕掛けで誘いを入れるとヒット
上がってきたのは・・・
イトヨリ
初めてのイトヨリ
イトヨリが釣れるということは底すぎるのかと思い、徐々にコマセを巻きながら棚を上げると、またヒット
お次は・・・
サバ
30cmのいいサイズ
イルカの大群接近
その後、何度かサバを釣るも、肝心のカイワリは釣れず、みんなサバに苦労している様子
そんな時遠くで遊漁船から歓声が・・・
見てみると漁船の後ろにイルカの大群がついていく来ているではありませんか。
バシャバシャ跳ねながら飛び回るイルカ
やや距離はあるものの、イルカのジャンプを見れてちょっと得した気分
しかし、イルカが来ると魚は逃げてしまい釣りにとってはマイナスです。
しばし釣りを中断して、イルカのジャンプを見てました。
イルカはその後、こちらに来ることなく遠く、初島の方へ行ってしまったのでとりあえず一安心
伊東で一つテンヤに挑戦も仕掛けを切られる ヒラメか?
コマセを巻いてもサバしか釣れないので、一つテンヤにも挑戦してみました。
潮もゆっくりだったので、アンカーを外して流し釣りです。
伊東はカイワリが有名ですが、マダイやハナダイも釣れているようで、期待できます。
まずはカイワリポイントを流してみますが、反応無し
次に、ややポイントから近めのところを探ると反応が
小さな当たりで小魚だと思いますが、巻こうとしたら一気に引かれプチン・・・
テンヤごと持っていかれてしまいました。
伊東は砂地なので、ヒラメなども良く釣れるそうで、きっと最初に釣れた小魚を食べたんじゃないでしょうか?
悔しいので、同じポイントを何度か責めましたが、小さなエソが一匹釣れただけでした。
そのままビーチまで流して、いったん休憩
ウミガメがボートの下を通過
休憩中につり具伊東の人と話したんですが、カイワリは初心者には難しいそう
ポイントも結構狭いのと、回遊が無いと釣れないそうです。
ただ、ヒントも教えてもらえました。
付けエサでやっていると言ったら、カイワリはシラスを食べに来ているから、オキアミを付けるよりはサビキでシラスを演出した方がいいということでした。それから、サバを回避するために錘は40号以上にしてすぐに底を責めた方がいいそうです。
カイワリの棚はそこから5m以内が多いそう。
まぁ、その日、何が当たりかはわからないそうですが・・・
とりあえず自分はシラスの仕掛けは持ってないので、ハナダイしゃくりとロングハリスで行ってみました。
すると・・・
ウミガメがボートの下を通過
何か大きなものがボートに近づいてくるな、ゴミかな?と思ったらウミガメじゃないですか。
野生のウミガメに遭遇するのは初めてで、いつもシュノーケリングなどでは会いたいなと思っているんですが、まさかこんなところで会えるとは。
ゆっくりとボートに近づいてきて、ボートの下をくぐっていきました。
オキアミを投げてみましたが、反応せず・・・
これはラッキーですが、ウミガメが海面付近に来るのは潮が流れていない証拠だそうで、ウミガメもイルカと同じく釣り人にはあまり縁起が良くないそうです。
午後は雲も増えてきて、波も出てきましたが、15時までめいっぱいカイワリに挑戦
コマセを使い切るまでやりましたが、サバが釣れるだけでカイワリもタイもダメでした。
ま、ウミガメウオッチングが出来ただけでも良しとしましょう。
つり具伊東でボート釣り まとめ
カイワリ狙い、あわよくばタイ狙いという釣行でしたが、結果はイトヨリとサバのみ。
初めて行った伊東でしたし、何よりイルカとウミガメを見れたので良しとしましょう。
持ち帰りのサバ3匹はアニサキスも見当たらず、味噌煮、しめ鯖で当日に頂きました。残りは冷凍
真夏になると、伊東はシイラとサバばかりになってしまうそうなので、その前にもう一度カイワリにリベンジしたいと思います。
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